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刀剣の錵(にえ)の波状を雲気が陽炎のごとく立ち昇り、霞のごとく幾十にも重なりあった幻想的な世界を描きました。おおらかな間道を何層にも重ね、藍の濃淡を贅沢に用い、ボカシの高度な技法を駆使し、より深さを追求し、日本の心を表現。刀剣の錵は、古来より邪気、悪霊を断ち、祓うとも言われ、神聖な意味あいを持っています。 *錵/刀身に見られる波状の紋 *間道/縞、ストライプ状の柄の総称
錵間道に変化と動きを加え、石畳状にデザインしています。
現代人の心を動かす文様