ハンドメイド of Niyaloulan

手織り、手紡ぎ、草木染め絨毯

手織り、手紡ぎ、草木染め絨毯

羊毛
絨毯を織るのに最適の寧夏産ウールは、上質の羊毛を作る契約を交わした生産者から秋ウールのみを買い付け、使用します。春に刈り込んだウールは厳しい季節を越すので品質が落ちています。一方秋ウール、特に生後3ヶ月の子羊の毛は艶があり遊び毛も少ないのです。
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手紡ぎ
 NIYA LOULANでは、上質のウールを昔ながらの紡績機で 紡ぎます。刈り取った綿状のウールを指先の感覚を頼りに毛糸にしていきます。ひとの指先によって紡がれた毛糸はどんなに均一に紡ごうとしても太さに違いが生じます。この太さの違いが1枚の緞通を織り上げたときに豊かな表情を魅せます。これを「アブラッシュ」と言います。
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染色
 手紡ぎによって仕上がった毛糸は十分な下準備の後、植物染料や藍で染めます。化学染料にはない独特の色合いが出ます。尼雅楼蘭に欠かせない色、「藍」は工場敷地内にある専用蔵でしっかりと管理し発酵させます。
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アブラッシュ
 機械紡績では殆ど狂いのない太さの糸を大量に生産しますが、手で紡がれた糸の場合どうしても太さの不均一が生じます。この糸を染色すると、糸の状態ではムラなくしっかりと染色できているのですが、1枚の緞通を織り上げると表面に自然なムラが浮かび上がります。
 「アブラッシュ」は絨毯の表情を豊かなものにし、本当の意味において自然に近い色となります。自然界においては草木や海、空の色全ては様々な色が複雑に交じり合っており決して単一色では表現できません。そういう意味では「アブラッシュ」は作られた物ではなく自然が生み出した産物とも言えます。



徹底した手作りへのこだわり